転職キャプテンIT

当サイトはITエンジニア・SEのための転職入門サイトです。転職のプロ「転職キャプテンIT」があらゆる転職の悩みをすっきり解消します!

SEと他のITエンジニアとの年収や職務の違いを徹底解剖!

2018/01/22


「年収や職務の違い」を キャプテンITに聞いてみた の巻

システムエンジニア(SE)というと、システム開発におけるプロフェッショナルなエンジニアというのが、漠然とした、大まかなイメージではないでしょうか。

実は、IT業界ではSEと一口にいっても、業務系システム開発Web系スマホアプリなど、その開発対象によって様々なSEがいますし、社内SE(受託開発ではなく、自社内で利用するシステム開発を担当)やブリッジSE(オフショア開発において、海外の開発拠点のコントロールを担当)といった、ちょっと変わった種類の職種もSEと呼ばれます。

また、用語の使われ方や職務の範囲も各社独特の文化があります。

なので、漠然としたイメージはつかめても、具体的な仕事のイメージはしづらいのではないでしょうか?

そこで、今回はSEと他のITエンジニアとの違いを徹底解剖。職務の違い収入、働くうえでのメリット・デメリットSEとして働けるようになる方法までバッチリ解説していきます。

システムエンジニア(SE)と他のITエンジニアはどう違うの?

たかしくんはそもそも、SEも含めたITエンジニアは、いったいどれだけの職種があるのか知ってますか?

数えた事ないんですが10種類くらいですかね?

様々な分類方法がありますが、大まかにいって、ITエンジニアには、①システム開発を担当する職種(SE・プログラマ)②システムが組み込まれたネットワークを担当する職種(ネットワークエンジニア)に分かれ、そこからさらに細かい職種が分かれていきます。

情報処理推進機構(IPA)が定めるITスキル標準(ITSS)の分類によれば、大きく11の職種があり、さらに細かく35の専門分野が定義されています。

全部説明するには多すぎるので、ここではITエンジニアの代表的な職種である、システムエンジニア(SE)プログラマ(PM)ネットワークエンジニア(NE)の3つに絞って解説しましょう。

宜しくお願いします!

システムエンジニア(SE)

システムエンジニア(SE)は、システム開発の企画、開発、テスト、本番環境への導入に至る一連の過程に関わる技術者を全般的に指します。

狭義には、ソフトウェアの開発過程のうち、プログラミングやテスター(システムの技術的なテストを担当するエンジニア)、などの業務を除いた技術職を指します。

一般的には、SEは営業担当者から引き継いで、上流工程と呼ばれる要件定義や基本設計、詳細設計のフェーズを担当する技術者を、SEと表現することが多いですね。

会社によっては、営業担当者と共に開発費の見積を作成するケースもあります。
その後、開発段階に移行した後のシステムの進行管理は、プロジェクトマネージャ(PM)が担い、SEが開発の仕様書などドキュメントの整理が中心になります。

システムエンジニア(SE)は一連の過程に関わる技術者の総称ですね。
設計者のような位置づけですかね。

プログラマ(PM)

プログラマ(PM)は、文字通りシステム開発の山場である、プログラミング言語を用い、コンピュータプログラムを作成する専門職です。

システム開発の現場では、「手を動かす」とも形容されますが、SEが作成した仕様書に基づき、仕様内容をプログラミング言語に転換したうえで、一般的には開発環境やテスト環境と呼ばれる、他の業務に影響を与えない隔離された環境で、プログラムを組み上げていきます。

特に大規模なシステム開発で、プログラミング言語を正確に打ち込むことだけに特化したプログラマを「コーダー」といい、主にプログラマになりたての若手が担当します。

また、プログラマも専門性が高くなると、SEが作成した仕様書の内容を実現するプログラミング転換(解決法)である、いわゆるアルゴリズムを考えることが多くなります。

プログラマ(PM)はコンピュータプログラムを作成する専門職の呼び名ですね。
なんか職人っぽくてかっこいいですね。

ネットワークエンジニア(NE)

ネットワークエンジニア(NE)とは、コンピュータ間、システム間の連係、文字通りネットワークの設計・構築、運用・保守を担う技術職です。

主にプログラミング言語に通じていなければならないSEやプログラマと違い、LAN系(ITU規格)、WAN(IEEE規格)、インターネット系(IETF規格)のネットワークに関する知識が必要です。

以前はいわゆる物理サーバ、筐体と呼ばれるコンピュータやサーバ等の電子機器を収めた箱の管理を行う、ハードウェアの知識も必要でしたが、現在は、サーバやネットワークのクラウド化(仮想化)が進み、ハードウェアに関する業務量は相対的に低下してきています。

ネットワークエンジニア(NE)はネットワーク関係の技術職ですね。
インターネットのプロです!キリッ(`・ω・´)ゞ

SEやその他のITエンジニアの年収はどうなっている?

職種の違いを解説してもらいましたが、気になる年収はどうなんでしょうか?

年収面でのざっくりとした比較になりますが、、

プログラマ・・・300~550万円
SE・・・400万~600万円
ネットワークエンジニア・・・350~550万円
といったところが中心的なレンジです。

SEが一番年収が高い感じですか?

これから外れた年収ケースも多いので、一概には言えませんね。

いずれの職種も、他の職種と重なり合い、幅が広くなっています。これは、日本のIT業界が、建設業界に類似した多段階の下請け構造にあるからです。

つまり、エンドユーザーの顧客に最も近いところで受託している企業は、プログラマであっても、二次請け・三次請けの会社のSEより年収が高い、ということが起こり得ます。

これに対し、二次請け・三次請けの会社は、SEやプログラマといった上級技術職でも、一次請けの企業の社員より年収が低いケースが多いです。

なるほど。確かに一次請けの企業のほうが年収が良いイメージがありますね。

その会社が主に業界ではどのくらいの位置づけの企業になるかで、年収が決まってくるといっても過言ではありません。
年収は転職を考えるときの大きなポイントになるので、転職先の会社がどの位置にいるのか知っておく事が大切です。

SEや他のITエンジニアとして働くメリット・デメリット

職種ごとのメリット・デメリットはありますか?

もちろんありますよ。システムエンジニア(SE)、プログラマ(PM)、ネットワークエンジニア(NE)の3つに絞って解説しますね。

システムエンジニア(SE)

システムエンジニア(SE)のメリットは、仕事の守備範囲が広く、したがって転職の選択肢も幅が広い、いわゆるツブシが効く職種という点があります。
システム開発の上流工程に携わっているので、プログラマやITコンサルタント、アーキテクチャへの転身も可能です。

デメリットは、ITエンジニアの中で一番人口が多い層であり、競争も激しいです。
新しい技術などについていけないと脱落することになり、常にスキルや経験の更新が必要になってきます。

転職しやすいけどライバルも多いと。フムフム

プログラマ(PM)

プログラマ(PM)のメリットは、特に個人でコツコツと技術を究めたい職人タイプの技術者には非常に向いている仕事だということです。
プログラミングは専門性が高いため、いったん究めれば他のITエンジニアとの差別化が可能です。

デメリットは、日本では、プログラマという職種が「スペシャリスト」として認知されておらず、SEの指示で手を動かす部下、といった位置づけがされていることです。
そのため、30代~40代になってもプログラマとして仕事をしていることが、社内での評価が一段低く見られる傾向にあります。

職人タイプには向いているけど究めなければ評価が低く見られがちと。フムフム

ネットワークエンジニア(NE)

ネットワークエンジニア(NE)のメリットは、システムの運用監視などルーティンワークも多く、安定して働けるポジションが比較的多い、という特徴があります。
また、障害対応などでシステムを実際に利用している部門と連携する仕事も多く、人と接する、コミュニケーション力の高い方に向いている仕事といえます。

デメリットは、各企業でネットワークの考え方に温度差があり、転職しやすい職種とは決していえません。
求人数もプログラマやSEより少ないですし、あっても求められるスキルが一致しないケースも多いです。どこでも通用するNEになるには、他のITエンジニア同様、幅広い技術知識の積極的な習得が必要です。

安定しているけどコミュニケーション力と幅広い技術知識が必要と。フムフム

SEや他のITエンジニアになるには?

ところで未経験の職種に転職、なんて今からできるものなんですか?

SEを含めたITエンジニア全体にいえることですが、実はこの職種には未経験採用の求人が非常に多くあるんですよ。

但し、未経験でも採用する企業は人手不足の企業が多く、教育体制も充実していないところが多いです。
一部の教育システムが整った大手企業を除いて、全くの素人でITエンジニアのキャリアをスタートさせるのは無謀といえます。

どの業種もそうですが、基礎がないとついていけなくなりますよね…。

そうですね。

でもSEを含めたITエンジニアの業界は、国家資格やベンダー資格(マイクロソフトなどの民間企業の資格のこと)が充実していて、SEや他のITエンジニアになることは、極端にいえば独学でも習得可能でもあります。

僕は専門学校で勉強したんで独学で習得なんて想像できないですね。

一般的には、全日制の専門学校で1~2年、授業のカリキュラムをしっかりこなしてITエンジニアの基礎を作る方が多いですが、最近では、インターネットアカデミーなど、社会人向けのITエンジニアのスクールも盛況なんですよ。

違う職種から転職する場合は、スクールや独学を通して資格を取得してITエンジニアとして標準的な技術・スキルを持っていることをPRしてから転職する、というのが手堅い方法だと思います。

学ぶ前の注意点ですが、システム開発の専門家になるか、ネットワークの専門家になるかを2つにはっきり決めなければなりません。
前にも述べたように、両者は学ぶべき分野やスキルが全く異なりますので注意してくださいね。

分かりました!将来設計を考えながらどのスキルをつけるか考えてみます!

最後に

SEは、ITエンジニアの中でも花形といっていい職種であり、エンジニアならまず目指す、目標の職種といえます。

ただ、その到達点は様々に分かれ、その後のキャリア形成の強み・弱みにも影響してきます。勤務している会社のIT業界での位置づけ、今後の業界でトレンドになる技術によっても変わってきます。

変化に流されず、対応できるSEになれるよう、しっかりしたキャリアのイメージを持つことが大切です。

-年収, 職種

人気の記事

1
SEやITエンジニアの転職サービスってどこがおすすめ? 何がちがうの?

転職サービスには、転職エージェントと転職サイトの2種類のサービスがあります。 転 ...

2
SEやITエンジニアの派遣ってどうなの?メリットデメリットを徹底分析!

みなさんはITエンジニアやSE派遣というと、どういうイメージがありますか? かつ ...

3
SEやITエンジニアが転職エージェントを上手く活用する5つの方法

転職エージェントは、人材紹介ともいわれ、企業の求人情報を転職者に紹介し、また、そ ...